こんにちは。TFUG Utsunomiyaの木村です。TFUG Utsunomiya #05を9月24日に宇都宮大学陽東キャンパスで開催しました。
参加者数
参加者数は10名でした。
https://tfug-utsunomiya.connpass.com/event/63269/
タイムスケジュール
13:30 〜 | 開場 |
14:00 〜 14:10 | 今日の概要説明 |
14:10 〜 14:30 | ポジションペーパー |
14:30 〜 16:00 | 勉強会 |
16:00 〜 16:15 | 休憩 |
16:15 〜 17:00 | 勉強会 |
会場の様子
実施内容
最初にポジショニングペーパーで自己紹介や近況を紹介しました。読書会では、有山圭二さんの『TensorFlowはじめました ― 実践!最新Googleマシンラーニング』の第1章を読みました。第1章はデータフローやセッション、Constant・Variable・Placeholderがテーマだったので、TensorFlowの基本がカバーされています。本書はTensorFlow 1.0以前に書かれたものなのでいくつかのAPIは仕様が変更されていましたが、参加者のみなさんとホワイトボードを使って疑問やツッコミを入れつつサンプルコードを動かしながら読み進めていきました。
懇親会では、米澤さんと高井さんのLTがありました。米澤さんの発表では、RubyからPythonのライブラリを使うことができるPyCallとRedDataプロジェクト、OSSを推進するプロジェクトOSS Gateをご紹介していただきました。また、高井さんからは古河市を中心としたプログラミング教育、プログラミング教育必修化の現状や教育用デバイス、メソッドのご紹介がありました。
読書会で躓いたTensorFlowの変更点
TensorFlow 0.x系から1.x系 :
tf.mul(...)
->tf.multiply(...)
tf.train.SummaryWriter(...)
->tf.summary.FileWriter(...)
感想
『TensorFlowはじめました』の第1章を読んで、TensorFlowの基本となるデータフローグラフを勉強しました。普段のプログラミングパラダイムとは異なるため、グラフの構築と実行には(私もそうですが)戸惑いを感じる参加者も多かったように思いました。ホワイトボードを使いながら「このオペレーションを実行すると、このVariableに値がセットされて…」のようにお互いに理解を確かめ合うことができました。
次回予定
次回のTFUG Utsunomiya #06は、10/29を予定しております。