こんにちは。TFUG Utsunomiyaの木村です。
TFUG Utsunomiya #06を2017年10月29日(日)に宇都宮大学 陽東キャンパス 9号棟1F 9-108室で開催しました。
参加者数
参加者数は9名でした。今回は台風22号の影響のため、キャンセルや欠席が多くなってしまいました。
https://tfug-utsunomiya.connpass.com/event/67860/
タイムスケジュール
13:30 〜 | 開場 |
14:00 〜 14:10 | 今日の概要説明 |
14:10 〜 14:30 | ポジションペーパー |
14:30 〜 16:00 | 勉強会 |
16:00 〜 16:15 | 休憩 |
16:15 〜 17:00 | 勉強会(つづき) |
会場の様子
実施内容
最初にポジショニングペーパーで自己紹介や近況を紹介しました。読書会では、先月に引き続き、有山圭二さんの『TensorFlowはじめました ― 実践!最新Googleマシンラーニング』の第2章を読みました。第2章では、TensorFlowによるディープラーニングの基本的なステップとなる(1)データの読み込み、(2)モデルの構築、(3)推論、(4)訓練、(5)評価がテーマになっています。記事ではTensorFlow 0.x系の古いコードになっているため、1.x系でも動くように参加者で修正しながら読み進めていきました。
読書会で躓いたTensorFlowの変更点
TensorFlow 0.x系から1.x系 :
tf.train.SummaryWriter(...)
->tf.summary.FileWriter(...)
tf.initialize_all_variables()
->tf.global_variables_initializer()
登場したキーワード
- 畳込み層
- プーリング層
- 全結合層
- 出力層
- 勾配降下法
- 過学習
- ハイパーパラメータ
感想
今回の輪読会で有山さんの『TensorFlowはじめました』のサンプルコードを動かしながら読み終えました。実際にCIFAR-10データセットを対象に、TensorFlowでデータを読み込んでみたり、ニューラルネットを構築して学習と推論を行うことで、深層学習およびTensorFlowの基本を学ぶことができました。また、参加者からは「実際にデータを使って学習や推論の結果が見えるのは楽しい」という声があったので、勉強会では今後も様々なデータセットを教材に自分なりにモデルを構築してハイパーパラメータを調節してみるという試みを実践していきたいと思います。
次回予定
次回のTFUG Utsunomiya #07は、12月初旬を予定しております。